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ホームコラム20エンジン冷却(クーリングシステム)>ウォーターポンプ

ウォーターポンプ

時々エンジン冷却水が減る為に、少しずつ長期間に渡り冷却水を補給していた。
また、外部からの漏れはそのつど点検していた。
その後、「ゴロゴロ」と小さい音がウォーターポンプより出始めていた。
ドアを閉めていると聞こえない程度の音な為そのまま乗っていた。
 
走行中突然、パワーステアリングが利かなくなり、走行不能に。
 
ボンネットを開けて、目視により確認するとファンベルトが切れていた。
 
原因は、ウォーターポンプの水止めシールからエンジン冷却水がリークして
シャフトのベアリングに流れ、中のグリースを洗い流してしまった為に
結果、シャフトのベアリングにガタが発生し、ウォーターポンプ内部の弁が破損し
プーリーがロックしてファンベルトを切ってしまった。
 
こんにちのウォーターポンプは水洩れを起こしても、
ユーザーには分かりにくい部分より発生するため、判断が遅れたものと思われる。
また、他の「プーリーベアリング」の音もシングルベルトな為に
個々の部位の音の区別がつきにくいというのも理由の一つと言える。
このような音はプロの経験によって判断されると思っていて間違いない。
ベルトが切れると完全走行不能になるので、素人判断せずに、まずは点検をお薦めする。
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