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<ブレーキバキュームのお話>
ブレーキペダルを踏むと、
先ず感じられるのが『キュッキュ』と言う音が発生すると思います。
これはブレーキブースター(倍力装置)内部、
テフロンのシールリングが油切れを起こし、内部で音が発生している為です。
この場合は、ブレーキブースターをそっくり交換する必要があります。
ブレーキブースターを作動させるためには
バキュームが必然的に必要となってきます。
バキュームはエンジンの負圧を利用して、倍力装置を動かしている為に、
エンジンから繋いでいるホースがあります。
そのホースが、劣化と共に硬くなって来ます。
あいだにチェックバブルを使っているのですが、
チェックバルブが白く変色し始めた場合、
最悪、折れ込んでしまうという事に成りかねません。
折れてしまうと、倍力装置に負圧が発生しない為、
ほとんどノーブレーキの状態になってしまいます。
いくら一生懸命ブレーキを踏んでも、車は止まってはくれません。
大変重要な部品ですので、定期的に交換をお勧めします。
ブレーキシステムは、普段目で見えない所に構成されているものです。
パットが減れば、警告灯が点きます。
ブレーキが減っても、警告灯が点きます。
しかし、ブレーキホース等のブレーキ関連劣化があっても、警告はしてくれません。
意識して確認しないと、損傷はわかりません。
最終的には、オイルが漏れてきます。
そのときは、オイルが無くなり、ペダルが床まで入ってドカン!!!終わりです。
少なくとも12ヶ月点検や、車検時には、必ずチェックをしましょう。
また、過去に交換をしていないのであれば、至急点検をお勧め致します。
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