Sakamoto Engineering
あたらしいクーラント発売記念


クーラントの交換って忘れがちですよね。
かといってクーラントはクルマを走らせる上で欠かせない存在ですし。
クーラントの交換は作業時間は1時間程度で済む作業なので、
年に1度、気軽に実施していただきたい作業です。

サカモトエンジニアリングが考えるタイミングは
夏の終わりのこの時期がちょうどいいと考えています。
夏の暑いあいだ、一生懸命エンジンを冷やし続けてくれた
クーラントにおつかれさまの意味も込めて交換。

お盆休みの帰省で渋滞や長距離運転などで
走ったというのも理由のひとつですね。
クーラントの交換だけですとちょっと物足りない場合は、
一緒にエンジンオイルも交換してあげるとついでがあっていいです。

これから季節は涼しくなりますし、
ヨーロッパ、ドイツ生まれのメルセデスベンツにとっては
最高に良いコンディションで走れる季節がやってきます。
ここで、水廻りをリフレッシュしてあげることで、
安心度がグッと上り、走りが引き立つと思います。

ちょうどいまが車検や定期点検の時期でしたら
クーラントの交換を追加したり、他のオイルの交換と
一緒にオーダーいただいたりしています。

ウォーターラインのラインクリーニングも重要ですね。
ウォーターラインはクーラントの通る道、水路のこと。
夏を越えたクーラントは熱害や、高圧力で酷使されていますから、
けっこうくたびれた状態になっていますからね。
そのあたりをスッキリ清掃してあげるのもいいと思います。

クーラントの交換時期のポイントは年に1度実施すること。
「長く使い続けない」ことです。クーラントはグルグルと
ウォーターラインを流れながらエンジンの熱を取り除いています。
このときに、ライン内部では高い圧力がかかっており、
流れの中で圧力差により繰り返し泡の発生と消滅が起きています。
これをキャビテーションといいます。
このキャビテーション(泡の消滅時に発生する圧力波)により、
クーリングラインやクーリング関連パーツ内部を傷めてしまうのです。

また、使用過程で場合によりウォーターライン内部に、
ドロドロとしたゼリー状の物質が溜まり、
ラジエター内部の水路を塞ぐといった事例もあることから、
2次被害を防ぐ為にも年に1度の交換がいいですね。

クーラントの世界も進化しており、
ニューモデルにも対応したクーラントのご用意が可能になりました。
合金製のエンジン、シリンダーヘッド、ラジエーターでの
使用に最適ですし、デポジット、キャビテーション、
錆びに対する非常に優れた保護性能がUPしました。
特に、高負荷のかかるアルミ製素材での効果が顕著です。
どうぞお試しくださいね。





最新モデルにも安心してお使いいただける、
亜硝酸塩、アミン、リン酸塩非含有で、
モノエチレングリコールベースの「フックスクーラントフィリコフィンDP」
お車の承認適合ナンバーなどでご確認ください。
メルセデス承認325.5/325.6


 



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