どんなシンプルな整備でも、わたくしどものサービスを受けていただければ感動にかわります。
治ればいい整備、修理では物足りない方々が注目するサカモトエンジニアリングの工場で
メルセデスベンツの整備担当をしている 坂本、鈴木、青木の3人はそう断言するのです。

このお三方、年齢の開きこそ40歳弱いと幅広ではありますが、 日々、全国のメルセデスベンツを相手に
研究・修理整備し、 サービス内容をグングン充実させている仕事人。

いわば「メルセデス整備マニア」です。

このお三方に、サカモトエンジニアリングから厳選した整備内容を ピックアップしていただき、
気分は生さだ風でお届けしようということになりました。

お話は「サカモトエンジニアリング」のドリームチーム+深野でお届けします。

お待たせしました!

第1回目更新の内容です。

2013.7.7 up

:いいですか、じゃあ、メルセデスマニアでは2回目で、テキストでは1回目のメルセデスマニアです。
今日は10point(テンポイント)、12ヶ月、1年点検の話だよね?
その必要性について話し合いましょうということで・・・。
:まず、新車から3万キロぐらいまでっていうのは、ほとんど整備って要らないと思うんですよね。
ただその3万キロを過ぎてから10年ぐらいまでの間っていう、

例えば10万キロ10年っていうそういうスパンの間にちゃんと整備をしていない車っていうのは
ほとんどズタボロに近いですよね。

だからその辺をどうやって新車から常にいい状態に保っていくかっていうのが、 乗ってられるユーザーさんの責務だと思うんだけどね。

だいたいメルセデスという車は、かなりの負荷を常に背負って走ってるわけですから。
メンテナンスしないで乗るなんていうのは不可能じゃないですか?
新車でメルセデスを買うじゃない、そうすると3年から5年保障が付くけれども、
その時に何をしてくれるかって言えば最低限の整備しかしてくれないわけじゃん。
新車を買ったお客さんていうのはだいたい5年も乗れば、クルマを取り替えてくれちゃう。
だからその間、「問題なければいいじゃないの」っていう感覚にしか感じないんだよな。

で、通常うちに見えるお客さんはだいたい登録から5年過ぎた頃の保障の切れた車じゃん。
一時BMWの認定中古車がもうズタボロでどうにもならない、
ケアーを最初にやったメーカーなんで、オイル交換も1万キロかな?

だからこれで乗り換えて、セカンドオーナーになった人は、えらい目に合う。
いまそれがベンツも同じような線路を走ってるような気がしてならない。
かもしれないですよね。
だって新車で買ってオイル交換って何キロだっけ?
1万5千キロですね。
1年、もしくは1万5千キロ。
ディーゼルの場合が、1年、もしくは1万キロ。
ということは少なくても1万キロ走っちゃうわけじゃん。
じゃ日本の道路で1万キロ走るっていうのはどういうことか、って言えばさあ、
ゴーストップゴーストップで、それこそ10メートル20メートル置きに
信号があるような道路を走るわけじゃないですか。

そうなるとそれにかかる負担は相対的に見ても凄いと思うんだよね。
ブレーキにしたってサスペンションにしたって。
だからそれを中古の5年落ちぐらいで安いからといって飛びついて、
ベンツだからといってもまともに走れるわけ無いだろっていう。

それで10point(テンポイント)に来てくれたお客さんは自分の車の状況を目で見て把握できるから
腹の中じゃ「そんなはずじゃなかった。」と思って乗るんだと思うよ。
業者さんから出た車がすべて悪いとは言わないけど、
そのまま1年2年乗って 「いざ車検です。」「やれ50万60万。」下手すれば3ケタ払うし。
その時に驚いたってさあ、そのくらい承知して買わないと。
ただね、50万100万かけたからといって2年きっちり乗れるかって言ったら、
その間にやっぱり一度や二度の点検整備をせずに、
2年間乗りつぶしちゃうと また同じ結果になっちゃうんですよね。
だから以前にも話したと思うんだけど、要は昔は6ヶ月、
日本車を対象にして やっているから6ヶ月は要らないんだろうけども、
やっぱり輸入車っていうのはそうも いかないのかなと。
やっぱり日本車だって、8年10年落ちになってくればさあ。
そうなんだよね。
2年間そのまま乗れるなんてとてもじゃないけど無理な話です。